2009 10/22

   
                 

   
                   
               
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登山道途中、北岳を望む

 
 今年の体育の日の連休は南アルプス北岳(3193m)に登ってまいりました。
 今年はメジャーづいており、海の日に富士山、お盆休みに槍ヶ岳、9月の連休に西穂高岳、そして今回は日本で2位の高峰−北岳です。

 基本的に山は一人で行きます。というのも、悪天候の中を登るのは辛いだけ。難行苦行をしに山へ行くわけではないので、ぎりぎりまで天気予報をチェックし、「明日は好天になる」と言うことがはっきりわかったところでGOサインを出すので、そんな気ままな山旅は一人で行くしかないからです。( 実際、悪天候中の強行とトムラウシとの距離は意外と近いように思います。)
 山での足が早い私は、一回の行程でできるだけ遠くまで足を伸ばすためにも、マイペースで距離の稼げる一人の方が好都合、と言うこともあります。もっともそんな条件に付き合ってくれる山好きの人が周りにいないのが本当のところですが・・・。

  最近はネットで最新の山行記録やライブカメラの映像が見られるので、判断するのにとても助かっています。


 

 深夜2時に自宅を出発し、マイカーの限界の芦安に5時着。バスに乗り換え6時過ぎに登山口の広河原に到着。そこから山歩きをはじめ肩の小屋経由で10時過ぎに山頂へつきました。

  目論見どおり、絶好の天気に恵まれ、山頂では360度の大パノラマを満喫しました。富士山、鳳凰山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、仙丈岳、乗鞍岳、穂高、槍ヶ岳、木曽駒が岳、御岳山、間ノ岳と、遮ることない展望を楽しみました。
 
 北岳の山頂付近の地層ははるか昔南太平洋のイースター島付近で生まれ、長い年月をかけて移動隆起してここにあるのだそうです。そう考えると、地球時間の動画の中ではこうして山登りする人間の存在などはコマ送りの一コマにもならないですね。早く動きすぎて、また、短くしか存在しないため超ハイスピード映像でないと存在に誰も気がつかない生物に自分がなったような、奇妙な感じがします。

  翌日も好天が予想されたので、山小屋に一泊して間ノ岳、農鳥岳まで足を伸ばすことも考えたのですが、高速道路休日割り引きの影響で大渋滞が確実で、帰宅は深夜遅くになりそうです。それでは翌日の診療に悪影響が出そうなので、日帰りにして翌日は体力回復に当てることにしました。
  4時に芦安に戻り、立ち寄り湯につかって汗を流し仮眠して時間調整。21時に高速に乗ったのですが、案の定、大渋滞は続いており、帰宅したのは翌日未明でした。高速1000円も考えもんだと思いました。

 楽しみにしていた紅葉は、色付きかかった葉が直前の台風のためほとんど落ちてしまい、赤と緑以外の中間の諧調が目立たない、さびしいものでした。乗り合いタクシーの運転手さんによると、台風一過後は道が落葉で敷き詰められたようになり、スリップして大変だったそうです。せっかくの好天でいい紅葉を期待したのですが、すべてがうまくは行かないもんですね。

                  院長        
               
   
肩の小屋より北岳山頂を望む
   
間ノ岳への稜線
 
最高の天気で大満足です